坐骨神経痛の手術 開窓術・脊椎固定術

坐骨神経痛の手術 開窓術

坐骨神経痛の際に、開窓術という脊柱管の圧迫を取り除く手術があります。しかし、この開窓術という手術は頻繁に行われるものではありません。坐骨神経痛や腰部脊柱管狭窄症でも重度の場合に行われる手術です。

というのも、この手術には非常に技術を要するので日本でもあまり一般的に行われる手術ではないのです。この開窓術は、椎弓切除術が椎弓全体を削り取るのに対し、坐骨神経痛などの症状を引き起こす神経を圧迫している部分のみに対して削り取ります。そして、それ以外のところをできるだけ残す手術です。

全体を削り取れば、もちろん圧迫を確実に取り除くことができるのですが、この手術の場合は、うまくいかないと圧迫されたままで坐骨神経痛などの書状も改善されないケースもあります。この手術も椎弓の削りぐあいの違いがありますが、手術後の経過やリハビリの手順などは、同じ除圧手術である椎弓切除術と変わりはありません。

腰部脊柱管狭窄症の手術 脊椎固定術

坐骨神経痛の手術が行われる場合にも腰椎変性すべり症や腰椎分離すべり症といった病気が併発したり、原因として起きているケースがあります。

そのようなケースでは、まずは坐骨神経痛などの症状を引き起こす部分の神経を圧迫している部分を切除したあとに、椎体固定をする必要がでてくる場合があります。

椎体固定術は、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎すべり症など腰椎変性疾患と呼ばれる病態だけでなく、脊椎の外傷、脊椎にできた腫瘍などにも行われます。これは、大きく前方法と後方法に分けられます。少し複雑な話になりましたが、簡単に言えば、脊椎の椎間のどの部分に固定するかということです。

日本で多いものは、後方法であり、後側方固定術で、脊椎の椎間関節と横にある横突起部に骨を移植し、骨同士を癒着させて固定します。かなり、複雑な話になるので、頭を混乱させてしまうだけなので、これ以上は割愛しますが、坐骨神経痛だけでなく、ヘルニアや分離すべり症、変性すべり症などがある場合はこちらの手術をよく行われるということを覚えておくとよいかもしれません。

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